2012年12月07日

竹中式マトリクス勉強法 竹中平蔵 幻冬舎文庫



 竹中平蔵さんは、一橋大学経済学部を卒業され、日本開発銀行、大蔵省に勤務した後、ハーバードや慶応の准教授・教授を経て、小泉内閣の経済財政政策担当大臣に抜擢され、様々な大臣を務めたあと、参議院議員にもなり…。ってすごいですね。

 その竹中さんが、勉強の仕方について、ご自分の経験を交えながら解説してくれる本です。

  "私自身、小学校の低学年の頃勉強の成績は極めて普通、というよりはっきりいって勉強ができる子ではありませんでした" (216ページ)

 竹中さんは最初から勉強ができたわけではなく、いろいろと工夫して勉強法を編み出したそうです。

 タイトルにあるマトリクス勉強法とは、以下のような感じです。
 (帯に書いてあるので書いちゃって問題ないでしょう)

 天井がある勉強天井がない勉強
人生を戦うための
武器としての勉強
A.記憶勉強
TOEICで750点を目指す
B.仕事勉強
プログラミングの勉強をする
人間力を鍛えるための
人と人を結ぶ勉強
C.趣味勉強
アマチュア無線の免許取得
D.人生勉強
ピアノを弾けるようになる


 このマトリクスに当てはめて、自分は何を勉強すべきか、その目標を立てるために使うそうです。

 勉強をするためには、当然時間が必要になるわけですが、社会人ともなると何かと忙しいので、自分で時間を作り出すことが大切と説いています。

 飲み会に誘われないように、いつも忙しそうにすると良いらしいですが、たまに付き合いで飲みに参加するとしても、竹中さんは宴会を抜け出すのの名人だそうです。

 宴会を抜け出すコツは以下の3つだそうです。

  ・"宴会の場合は最初からいること" "カラオケの場合は、最初から2曲ぐらい歌ってしまう" (73ページ)
  ・"身軽な格好で出向くこと" (73ページ)
  ・"出口から一番近い席に座ること" (73ページ)


 最初だけ居るぞとアピールをして、隙を見てそそくさと帰ってしまうわけですね。ちょっと嫌なやつになってしまうかもしれませんが、顔を出したという実績は作れますね。

 最近、東洋経済のwebサイトで、竹中さんが若者に向けて発したメッセージが物議をかもしていましたが、竹中さんはこれだけ努力して勉強してきたわけですから、こういうことを言いたくなる気持ちは分かります。

  "私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と。" (東洋経済オンラインより)

 もう一つ私が気になったのは、英語の勉強法についてです。

  "「日本人は喋れないけど、書ける」は大ウソ" (127ページ)

 よく、日本人はペーパーテストばかりやってきたから、英語は書けるけど喋れないと言いますが、竹中さんに言わせれば、英語が書けるのであれば喋れるだろうと。むしろ日本人はまだまだ読む量も書く量も足りないというわけです。確かにそうですね…。

 この本を読むと、自分も計画を立てて勉強したくなってくることでしょう。ご自身の勉強の計画をたててみるのもいいかもしれません。

  "勉強をし続けるには「努力ができる人間」になることが大前提" (35ページ)

 あー耳が痛いですねえ…。がんばるしかありませんねえ…。




posted by あごた at 13:09| Comment(0) | 自己啓発
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